エトワール広場の周辺
ナポレオンが1806年に命じた凱旋門が完成し、落成式を迎えたのは1836年7月のことでした。皇帝自身が目にしたのは、シャルグランが1か月で組み上げた実物大の木と布の模型だけです。1810年4月2日、結婚式の日にマリー・ルイーズを迎えるために立てられたものでした。ナポレオンの遺骸がこの門をくぐったのは1840年12月15日、セントヘレナから戻ったときのことです。立ち寄りはロータリーから離れた側道か広い歩道で行います。中央の島には自転車の通行が禁じられている地下道からしか入れず、同じ場所に集まる12本の大通りを、グループで横断することはできないからです。ここからはオスマンの原則がひと目で読み取れます。放射状に伸びる大通り、そろえられたファサードの高さ、すべての所有者に課された一つの図面です。